茨城県北茨城市 大津漁港
大津の漁業と海を守るために
3.11で、大津漁港は大きな被害を受けました。
復興に向けて、漁業者も地域も一丸となってがんばってきました。
その後、多額の補助金や賠償金が入るようになり、一部では「復興バブル」といわれる状況にもなっています。
その歪みでしょうか、残念な動きをお伝えしなければなりません。
大津漁協の永山さん・鈴木さんを支える会
茨城県北茨城市 大津漁港
3.11で、大津漁港は大きな被害を受けました。
復興に向けて、漁業者も地域も一丸となってがんばってきました。
その後、多額の補助金や賠償金が入るようになり、一部では「復興バブル」といわれる状況にもなっています。
その歪みでしょうか、残念な動きをお伝えしなければなりません。
○原告ら2名の解雇が不当解雇であると断罪
・永山さん：漁協内部の不正の告発は私憤を晴らすためではなく、公益通報であると認定
・鈴木さん：組合内で実施されたアンケートなどによるパワハラが抑うつの原因と認定
○不当解雇を認定したその意義
・違法な企業風土を正そうと闘っている内部告発者を激励する内容
・放射能数値の書き換えについて、公表内容に問題があった
・大津漁協の体質の根本的改革の必要性を認めるものである
「復興バブル」とも揶揄されていた大津漁協に起きた不正や不祥事。今回の判決は、それらを断罪し、2人の労働者としての地位を確認しました。多額の補助金や賠償金によって膨れ上がった「バブル」が弾けた瞬間ではないでしょうか。そして、大津漁協が真に地域の経済的発展を担う漁協に生まれ変わることを促進する意義を持ちます。大津漁協にそうした改革が可能となれば、原告2名も問題なく復職し勤務を継続できるはずであり、そうした意味で、原告ら2名の復職は、大津漁協の改革度の試金石です。
支える会としても、引き続き皆さまとともに、2人の支援を続けていきたいと思います。
（判決を受けて弁護団が作成した声明から一部引用）
2024年4月26日(金)では、水戸地方裁判所において判決が予定されています。
裁判長に向けて、公正な判決を求める署名を集めています。
ご協力をよろしくお願いいたします。
署名提出予定：3月末ごろ。
署名集約先は下記にてお願いいたします。
【署名集約先】
弁護士法人 水戸翔合同法律事務所 丸山幸司 行
裁判に提出している資料です。
可能な範囲で公開しています。
意見陳述書（永山孝生）
原告ら第10準備書面
Youtubeチャンネルへ【大津漁港 戦う人】
※補助金の不正利用の追求など、公益に資する目的で公開しています。
周囲が黙らされても…、
理不尽な解雇通告を受けても…、
永山さんと鈴木さんは、不正は許せないと踏ん張っています。
そうした動きを知った市民有志が、「永山さん鈴木さんを囲む集い」を開きました。
２人を支える会を発足させること、ともに北茨城の海を守ることを申し合わせました。
地域の皆様のご注目とご支援をよろしくお願いいたします。
爆発事故を起こして廃炉の見通しも立たない原発から、汚染処理水が海に流されいます。福島県内の漁業関係者や自治体の多くが反対しています。
ところが、隣接する大津漁協からは、海を汚すなという声は上がりません。
それは、なぜ？
「風評被害」と呼んで汚染を小さく見せても、基金を受け取って一時は儲かっても、それで海と漁業の将来は開けるでしょうか。
かつて北茨城市の海に、大型火力発電所が計画されたとき、心ある漁業者が語ってくれたのが「金は一代、海は末代」という言葉です。
たとえば今、北茨城は釣りスポットとして注目を集めています。
SNSの情報で、休日には地元だけでなく首都圏からも多くの人が訪れます。
そんな海を守り生かしてこそ地元は豊かになると、街の未来まで展望して頑張っている永山さんと鈴木さんです。
理不尽な解雇を許さないために、重ねてご支援をお願いいたします。
イオン銀行
ナガヤマタカオ 普通口座
支店番号011 トパーズ支店
口座番号 7170265
「大津漁協の永山さん・鈴木さんを支える会」
会員数：380名（2022年7月6日現在）
「北茨城の海を守る会」
TEL/FAX：0293-46-8833（共同代表 穂積）
全労連・全国一般労働組合茨城地方本部
茨城県東茨城郡茨城町谷田部295
ibaro@mc.ejnet.ne.jp
TEL：080-1122-4985（共同代表 見代）
